・・・そうだっ、そしてついに4月3日だっ!!待ちに待った3日の朝がやってきた。私が目を覚ましたのはどうやらビリから2番目だった。6:30頃になると意識がすうっと浮上する。「ああ、朝かな・・・」とぼんやり思っていると 「起きや。朝やで」 とH子の声がして目を開けた。玲君、Sちゃんももう身支度を始めている。何げなく窓の外を見やった玲君が突然 「あっ!? 雨降ってんの?」 と窓に飛びついた。 「エッ!」 とH子とSちゃんも駆け寄る。 「げ〜っ;;;」 「あっ、でももう止んできてるみたい、ホラ」 「もーやだなーっ、よりによって今日こんな天気なんてーっ」 と玲君。ふと一瞬妙な沈黙の後、私、玲君、SちゃんはH子の方を向いて 「H子〜っ」 「なによ〜っ私のせいちゃうやんか〜っ(^^;)」 「いーや、お前が雨女や。STAR CAMP TOKYOの時かてそーやった」 「いや、UTSUも雨男やから、きっとUTSUが来たんやで。」 「どーする?! たしかマットシも雨男やって聞いたで・・・」 「そんなん嵐になるで(^^;)」 ひとしきりバカ話をしながら準備をすませ、魚だらけの食事を終えて荷物を担いでバスに乗り込んだ。そしてバスの走る間にもUTSUファンの玲君とH子はふとした折には 「UTSU、今日ほんとに来るんかな」 「UTSUもう来てるかな」 としきりに互いと誰彼となく質問しまくり、結局それはコンサートで実際UTSUの姿を見る事が出来る時まで続いた。 ともかく、合歓の郷でバスを降りてからは昨日見られなかったイベント館や記念館、グッズ展示を見ようと言うことでまずグッズ販売展コーナーへ。B'z狂でもあるG子はB'zグッズのテーブルへ行き、バッジセットやTシャツ、ステッカーなどを買い込んでスタッフさんに誉められたと喜んでいた。その後衣装展を目指し、建物内へ。 「ここかな」 「違うわ、ここビデコン展や」 「あ、これ"BEE"のやわ」 「もう1回"TWINKLE NIGHT"流せへんかなー、マダムコムロの。」 「まさか(^^;)」 時間がないのでそのCスタを出て今度こそ目的地のBスタを見つけた。真っ先に歩いていた玲君が 「あっ、ここ、ここ。」 と叫ぶ。 「ヒャーッUTSUーっ\(^o^)/」 とまだ事態の飲み込めてない私の前で玲君がイキナリ正面へ突進し、目の前に貼ってある「展示物にお手を触れないで下さい」の大きなポスターのUTSUをなでたので、H子が慌てて彼女を取り押さえにいった。というのはスタッフのおにーさん、おねーさんがすぐ左横のコーナーの机にずらっと座って驚いたようにこっちを見ていたからだ。とりあえず自分を取り戻した玲君を先頭に落ち着いて展示物を見て回る。 「あ、これEASTの時のやわ。」 「フリスビーもあるよ、ホラ」 「BANG THE GONG、懐かしー!!」 「やっぱりTETSUちゃんの服って小さいねー。私らでも着れそー。あ、玲君はムリか(^^;)」 「でた 武道館っカッコイー(^-^)」 「KISS JAPANだ。これ着てツアー回ったのか。心なしか布がくたびれてるよーな気が・・・」 「へーっ、夜ヒットん時の衣装とかもある。」 これらの衣装を直に見れたというのは本人達が着て動いているのを見るのとはまた違った感動があった。一周するとさっきのFCコーナーに各メンバーへのメイルBOXがある。H子はUTSUの為に持ってきていた千羽鶴をここでようやく渡すことが出来た。やはりUTSUのメイルBOXが一番大きかったのは当然だろう。そこを出てEOS館へ。展示してある全てのEOSには既にFANKSが数人ずつ群がっていてビデオモニターのTETSUの講習を見ながらEOSをいじっている。私達も触ってみたかったがそんな余裕はどこにも見られなかったので仕方なく2Fへ。2Fにはコンサートで実際組んであるシステムをそのまま再現して展示してある。展示台にはタラップがついていてどうやらその上に昇って間近で見れるようになっていたが、なぜかそのスペースにいるFANKS達は誰も昇ってみようとしない。私の友人達も例にもれず、 「上がってみようよ」 と言うと、回りを見回し、 「見たいけど・・・いいわ」 と言う。何の指示も書いてないのでかえって戸惑ったが「何も書いてないし、上がって見れるもんならこの際上がってしまおう」と私は考え、1人台の上に上がってEOS2台にKX8、QX3、モニター1台を間近でみてきた。(多分コンサートの1Fステージセット。EOSが2台足りなかったけど。)結果、その場にいるFANKS達の視線を浴びる形になり、非常に恥ずかしかったが、TETSUのコクピットはコンサートやTVで見るよりずっといかつく、スペシャリティを支える優れたアイテム然としていて思わず「カッコイイ」と見入ってしまうほどだった。そろそろメンバーによるイベントに参加する為に並ぼうという事になり、私、玲君、H子はAスタの方へ、SちゃんとG子はEOS館の方へと別れた。既に列は長く続いていたが30分程待って配られた整理券は1グループのNO.89〜91。一旦列は解散し、荷物を置きにバスへ。玲君はどうやらG子と先にいったらしい。H子と一緒にバスへ行くと既に彼女達は荷物を置いて入れ替わりにバスを出ていった。少しして私達もバスを出てお土産を物色しに「ホテル合歓」へいってすぐにそこを出た。途端に辺りが騒ぎだし、女の子達が何やら叫んで1台の車が通り過ぎるのを追いかけている。